カスタムフィールドをサイト内検索の対象にする「Search Everything」[WordPress]
WordPressのページ内検索の検索対象にカスタムフィールドやカテゴリを含めることができるプラグイン「Search Everything」の使い方を解説します。
まえがき
WordPressのサイト内検索はデフォルトのままだとカスタムフィールドの値が検索対象に含まれません。基本的にカスタムフィールドは使いまくると思うので検索対象に含めてもらわないと困りますね。
そんなときに超便利なのが「Search Everything」プラグインです。
インストールしてちょっと設定いじくるだけでカスタムフィールドはもちろん、デフォルトでは対象外のコメントやタクソノミー名等を検索対象に含めることができます。
Googleカスタム検索を使用しないキーワード検索を実装するなら是非導入しておきたいプラグインですね。
この記事ではそんな「Search Everything」プラグインの使い方を説明します。
『Search Everything』のインストール
管理画面「プラグイン」→「新規追加」の検索フォームに「Search Everything」と入力し「プラグインの検索」をクリックしてインストールするか
下記からファイルをダウンロードしてインストールしてください。
インストールしたら有効化してください。
検索対象に含める項目を選択
インストールすると「Search everything has been updated with security fixes!」と表示されます。
文中の「settings」をクリックして設定画面を表示します。
または、「設定」→「Search Everything」から設定画面を表示します。
検索対象に含める項目にチェックを入れる
「Search Everything」の設定画面を開くと「Search Everything Basic Configuration」という項目があります。
ここで検索対象に含めたい項目を選択することが可能です。
因みにその上にある「Research Everything compose-screen widget」項目は良く分からないのでそのまま放置でOKです。
赤枠がカスタムフィールドの項目なので、カスタムフィールドを検索結果に含める場合はここをチェックしておきましょう。
本当はインストールすれば管理画面が日本語になるはずなのですが、最新のver8.0だと何故か英語のままでした。
同じ現象の方もいるかもなので項目の説明を載せときます。
Search every tag name | 全てのタグ名 |
---|---|
Search custom taxonomies | 全てのカスタムタクソノミー
タクソノミーって何ぞ?って人は下記を参考にしてください。 |
Search every category name and description | 全てのカテゴリー名と説明 |
Search every comment | 全てのコメント |
Search comment authors | 全てのコメント投稿者名 |
Search approved comments only | 全ての承認済みコメントのみ |
Search every excerpt | 全ての抜粋 |
Search every draft | 全ての下書き |
Search every attachment | 全てのメディアファイル |
Search every custom field | 全てのカスタムフィールド |
Search every author | 全ての投稿者 |
Highlight Search Terms | 検索キーワードをハイライト |
Highlight Background Color | ハイライト色をCSSで用意されている色名か16進数で指定 |
検索結果から除外するページやカテゴリを指定
検索結果から除外したいページやカテゴリがある場合は「Search Engine Advanced Configuration」項目を設定していきます。
また、検索キーワードのハイライトのスタイルをより細かくCSSで指定できます。
Exclude some post or page IDs | 指定したIDの投稿やページを検索対象に含めない(IDをカンマ区切りで入力) |
---|---|
Exclude Categories | 指定したカテゴリーを検索対象に含めない(カテゴリーIDをカンマ区切りで入力) |
Full Highlight Style | ハイライトのCSSを指定(例:background-color: #FFF984; font-weight: bold; color: #000; padding: 0 1px;) |
設定できたら「Save Changes」ボタンを押して保存します。
希望通りに設定できたかをテスト
設定画面の「Test Search Form」項目のフォームから希望通りの検索結果になるかどうかをテストすることができます。
まとめ
「Search Everything」は非常に便利で設定も直感的で簡単です。
いう事なしですね!
ただ、この記事を書いている時点での最新バージョン3.8では管理画面が日本語にならなかったのが唯一きがかりです。
しかし何となくでわかる程度の英語ですのでそこまで問題にはなりません。
WordPressの検索フォームを使用するのであれば導入してみましょう。
Pingback: WordPressでカスタムフィールドが使えると世界が変わって見える|Custom Field Template&Custom Fields Searchがイイ感じ | Green()